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【大網白里市】外壁全面塗り替えをするなら調色にも気を遣いたい

【大網白里市】外壁全面塗り替えをするなら調色にも気を遣いたい

みなさんこんにちは!

東金市外壁塗装屋根塗装 大網白里市外壁塗装屋根塗装専門店の

株式会社あかつき(プロタイムズ東千葉店・大網店)の松倉です!

外壁塗装は、部分塗装よりも全面塗り替えで対処することをおすすめしています。しかし、全体的な劣化症状よりも「日当たりが強い方向」ばかりが劣化しているように見えるので、1面もしくは2面だけ塗り直して欲しいというご依頼や、部分的な塗り直しをして欲しいというご依頼が稀に発生します。

もちろん、そのご用命をお受けすることはできますが、最終的な工事コストを考えた時、専門家の意見としては「おすすめできない」方法なのです。

今回のお役立ちコラムでは「なぜ外壁全面塗り替えを推奨するのか」という謎を解明していきたいと思います。

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調色の重要性とは

外壁塗装を部分的に行う際、違和感を与えるのは素人仕事といえます。既存の塗装と同じ色合いになり、その後の劣化についても「同等のスピード」で体色や変色を発生してくれなければ、部分的な違和感が残ってしまうのです。

この違和感を与えない状態での塗装を「調色」と呼ぶのですが、実際に部分塗装をした場合には「新しく塗った部分は劣化スピードが異なる」状態になってしまうということを覚えておいてください。

塗り立てであれば、その瞬間同じ色味を出すことは可能です。しかし、耐用年数に関しては全く異なります。既存部位は相応に劣化しており、表面のコーティングが弱まっているわけです。そこに真新しい塗料が塗られる部分があるのですから、他の部分との強度は明らかに違います。

調色は、部分塗装の際には非常に重要で、色味を合わせることはできますが、耐用年数までは揃えることはできないということを覚えておいてください。

美観の統一性と違和感の防止

美観の統一性と違和感の防止

専門家は、外壁塗装をするのであれば「全面塗り替え」を推奨します。これは、確実な仕上がりをご提供するために最も効率的で、トラブルの発生を防ぐことにつながるからです。

なぜ効率的でトラブルが防げるかという点を考えてみましょう。

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既存の色との統一感を出す

  • 部分補修や増築時に、既存の外壁と新しい塗装の色が合っていないと、仕上がりに違和感が出る。
  • 色ムラがあると、建物の美観を損ない、施工ミスのように見えてしまう。

調色は、あくまでも既存の色状態に合わせた塗装であり、今のイメージを踏襲するための技法になります。同じ品名、同じ品番の新しい塗料で部分塗装した場合、明らかに色味が異なる塗装になってしまうのです。

 周囲の環境との調和

  • 住宅街や商業エリアでは、周囲の建物との調和が求められることが多い。
  • 調色によって、違和感なく景観に馴染ませることができる。

外壁塗装を行う場合、周囲環境との調和も十分に考慮しなければなりません。他の建物がメンテナンス不足なのはあなたに一切関係ありませんが、周りが古い状態の中で真新しい外装になると「悪目立ち」します。

それを嫌う方は非常に多く、周囲の退色状態に合わせた調色で新しい外壁塗装をするということができるということを覚えておきましょう。その際、塗装の耐用年数は完全にリセットされるため、しっかりと外壁塗装のメリットを享受できるのです。

 意匠性を高める

  • デザイン性を重視する場合、色の微妙な調整で高級感や個性を演出できる。
  • 外壁の塗り替え時に、わずかに色を変えることでイメージチェンジも可能。

使用する塗料というのは、基本的に「塗料メーカーの作った色」を使用するものです。しかし、そこに全ての色合いがあるわけではないため、好みの色が存在しない可能性もあります。

そんな時、職人が調色で色を作ることができれば、完全にお望みの仕上がりが享受できるというわけです。

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経年劣化への色変化への対応

調色は「色作り」と言い換えることができます。どんな色でも思うように作ることができる調色では、希望された色を生み出すことができるのです。

劣化した色に合わせて自然な仕上がりに

  • 外壁は日光や雨風によって劣化し、元の色から変化している。
  • 新しく塗る塗料が「元の色」ではなく、「現在の色」に合うように調整することが重要。

劣化して退色した部分に「部分補修」として塗装をする場合、周囲に合わせた色を作ることができなければ違和感を与えてしまうでしょう。

退色を考慮した調色

  • 例えば、耐候性の高い塗料を使用する場合、今の色と完全に合わせると、将来的に新しく塗った部分だけ浮いてしまう。
  • 経年劣化の進み方を考慮し、やや明るめ・暗めに調色することで、長期間の馴染みを保てる。

退色に合わせたパターンを理解していないと、調色はマスターすることができません。

材質や光の影響による発色の違い

材質や光の影響による発色の違い

塗料の状態で色があっていたとしても、実際に塗装してから見え方が変わるということは不思議なことではありません。外壁材の種類や、既存塗料の光の入り方と抜け方によって、認識できる色に変化が生まれてしまうのです。

素材によって色の見え方が変わる

  • 同じ塗料でも、モルタル、サイディング、金属など、素材によって発色が異なる。
  • たとえば、モルタルはマットな質感、金属は光の反射で明るく見えがち。

素材ごとに、塗装後の質感に変化が現れます。より密着しやすい素材なのか、ある程度厚みが出やすい素材なのかで、塗料の特性が変わってしまうのです。

 天候や照明による色の見え方の違い

  • 晴れの日と曇りの日で色の見え方が変わるため、試し塗りは異なる環境で確認するのが理想的。
  • 夜間の照明によっても、色の印象が変わることがあるため、注意が必要。

視認できる色味というのは、光の影響で決まります。どのような屈折で色を判断させているかというのは、小学校の理科の授業で触れているはずです。しかし、非常に複雑な原理なので、追及するのはやめておきます。

塗料の種類と光沢の影響

塗料には種類があります。アクリル、シリコン、フッ素などの樹脂の違いはもちろん、彗星と油性のように特性そのものが違うものもあるのです。これらは、塗料の光沢に影響を及ぼしています。

塗料の種類によって色の出方が異なる

  • 油性塗料と水性塗料では、同じ色でも乾燥後に違いが出ることがある。
  • 艶あり・半艶・艶消しなど、仕上げの違いで色の印象が大きく変わる。

 重ね塗りで色が変わることも

  • 一度塗りと二度塗りで発色が変わるため、調色後の試し塗りは本番と同じ塗り方で行うべき。

コスト削減と効率化

塗料は、高性能になるほどにコストアップしてしまいます。しかし、普及させるためにはどこかでコストを抑える必要があるでしょう。そのコスト削減に貢献しているのが「職人の技術」です。

余計な塗り直しを防ぐ

  • 調色を適切に行えば、一度の塗装で希望の色に仕上がるため、手直しや追加塗装の手間を省ける。

 塗料の無駄を減らす

  • 現場で適当に混ぜて色を作ると、必要以上に塗料を消費してしまうことがある。
  • 事前に調色済みの塗料を用意することで、材料の無駄を防げる。

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調色方法について

調色方法について

職人がどのような方法で調色しているかを簡単にご紹介します。

カラーサンプルを用意する

  • 既存の外壁の一部をスクレーパーなどで削り取り、塗料メーカーの色見本と比較する。
  • カラーコードが分かる場合は、それを基に調色を依頼する。

カラーサンプルは、塗料メーカーが最もよく発色する状態で作っているため、色見本の基本となります。

メーカーの標準色を確認

  • 以前に使用した塗料のメーカーや色番号が分かる場合は、同じ塗料を使用するのが最も簡単。
  • 不明な場合は、塗料メーカーの標準カラーチャートから近い色を選ぶ。

調色する場合、元色をベースにすることがほとんどです。

カラースキャナーや測色器を使用

  • 専門業者や塗装店では、色を正確に測定する「測色器(カラースキャナー)」を持っていることがある。
  • 測色器を使うと、ほぼ同じ色を再現できるため、調色の手間が減る。

視認できる色というのは、はっきり言って「曖昧」です。そのため、まずは専用の道具により共有できるベースカラーを把握する必要があります。

試し塗りと微調整

  • 小さい面積に試し塗りをして、乾燥後の色合いを確認。
  • 既存の色と異なる場合は、少しずつ色味を調整(白や黒、原色系の塗料を少量混ぜる)。

実際の材質や塗装面によっては、いくつかの試し塗りによって色合わせをしていかなければなりません。このような段階を経て、完全に同じ色まで調色を繰り返すのです。

調色時の注意点

調色は完全なる技術です。そして、単純に色を混ぜ合わせるだけで希望する色を生み出さなければなりません。そこには、全く関係ない色を混ぜ合わせるような知識さえ必要となります。

では、どのような注意点があるのか考えてみましょう。

経年劣化による色の変化

  • 既存の外壁は日焼けや汚れによって、当初の色よりも変色している可能性がある
  • 元の色に合わせるのではなく、現在の色合いに近づける方が違和感が少ない。

一般的な考え方ですと、古くなるほどに黒っぽくなるか、白っぽくなるかという退色を見せると思いますが、そこには赤や緑などの複雑な色が合わさっているのです。

つまり、既存色を生み出すには「どのような色の変化材料があったか」を見極める目と知識が必要ということになります。

塗料の光沢や質感の違い

  • 同じ色でも「艶あり・半艶・艶消し」の違いで印象が変わる。
  • 既存の塗料の仕上げと揃えると統一感が出る。

見た目から判断できる「既存状態」に仕上げ方を近づけるだけでも、ある程度の統一感は作り出せます。

しかし、その際も正しく調色しなければならないため、仕上げ方だけでは満足のいく仕上がりにはならないでしょう。

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外壁の素材による発色の違い

  • モルタル・サイディング・金属など、素材によって同じ塗料でも発色が異なる。
  • 一部が違う素材の場合、同じ色で塗っても見え方が変わるため注意。

外壁材の特性を理解しておかなければ、塗装後のバランスがズレてきます。

乾燥後の色の変化

  • 塗料は乾燥すると少し色が変わる(特に水性塗料は乾くと濃くなる傾向)。
  • 仕上がりを確認しながら、必要なら追加で調整。

塗料というのは、完全硬化して初めてその後の発色状況になるのです。どれだけ液状の時に色が同じだったとしても、乾燥後に成分が落ち着いて黒ずんでしまうということは非常に多く発生します。

天候や光の影響

  • 太陽光の当たり方で色の見え方が変わるため、日陰と日向の両方で色を確認する。
  • 屋外では青みが強く見えやすいので、室内での確認と比較して判断する。

色は光によって認識できます。完全に光を遮った中では、完全な白でさえその色を認識することはできません。そして、建物の立地条件で光の差し込み方が変わるため、建物ごとに完全な調色が必要になるのです。

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調色を意識するなら専門業者「あかつき」にご依頼ください!

調色を意識するなら専門業者「あかつき」にご依頼ください!

外壁塗装における全面塗り替えは、部分的な補修では得られない統一感と耐久性を追求するための最良の選択肢です。調色技術により、既存の退色や経年劣化に合わせた色味を再現し、見た目の美しさだけでなく、塗装後の耐用年数を最大限に引き延ばすことが可能となります。

日当たりの強い面や劣化の進んだ部分だけを補修する場合、どうしても新旧の塗膜の耐用年数に差が生じ、仕上がりに違和感を残してしまう危険性があります。全体の塗り替えを選ぶことで、素材や光の影響、さらには塗料特性の違いにも対応し、均一で長持ちする仕上がりが実現できます。

さらに、外壁全体を一新することで、周囲の環境との調和を図りながら、建物全体の印象を一新するデザイン性も高められます。

株式会社あかつき(プロタイムズ東千葉店・大網店)では、安心して長期にわたる外観の美しさを維持していただけるよう、職人の高い技術と経験を基に、最適な調色と施工プランを提供しております。ぜひ、お問い合わせフォーム、メール、電話でのご相談、またはショールームへの来店といった方法で、具体的なプランやお見積もりのご依頼ください!

ブログ執筆者/監修者 執筆者/監修者

松倉道暁の写真

株式会社あかつき 代表取締役

松倉道暁

保有資格:一級塗装技士、外装劣化診断士、建築物石綿含有建材調査者、足場
組立作業主任者、有機溶剤作業主任者、安全衛生責任者 | 職人歴26年

一級塗装技士と外装劣化診断士の資格を持ち、塗装職人経験は26年。日々、外壁塗装の現地調査や提案、塗装工事の現場管理を行っています。塗装工事は工事完了後からがお客様との本当のお付き合いの始まりです。10年後20年後にもお客様に喜んでいただく為に工事はもちろんアフターフォローまでトータルの高品質をご提供し続けていきます。

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