戸建ての外壁はレンガ調が人気!サイディングとレンガ調タイル、どちらを選ぶ?
2025年01月29日(水)
みなさんこんにちは!
東金市外壁塗装屋根塗装 大網白里市外壁塗装屋根塗装専門店の
株式会社あかつき(プロタイムズ東千葉店・大網店)の松倉です!
レンガ調の外壁は、重厚感ある外観と高いデザイン性から、多くの住宅で採用されています。レンガ調といっても、実際にレンガを用いたものから、サイディングやタイルなどさまざまな素材の選択肢があります。
それぞれの素材に特徴やメリット・デメリットがあるため、慎重に選びたいものです。今回のお役立ちコラムでは、レンガ調外壁の魅力や、サイディングやタイルといったそれぞれの素材の特徴を紹介します。
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レンガ調外壁の魅力とメリット
住宅の印象を左右する外壁は、新築設計時やリフォーム時にこだわりたいポイントの1つです。レンガを用いた外壁は、その重厚感ある外観と高いデザイン性から、多くの住宅で採用されています。しかし、レンガ造りに見える住宅の多くは、本物のレンガ造りではなく、レンガ調の外壁です。
ここでは、レンガ造りではなくレンガ調を選ぶ理由や、メリット・デメリットを紹介します。
本物のレンガを用いた外壁のメリット
本物のレンガを用いた外壁は、重厚感ある風合いと高い耐久性を兼ね備えているため、人気があります。粘土を焼き固めて作られるレンガは、自然の素材ならではの温かみと奥深さを持った外観を作り出すでしょう。
レンガの外壁は高い耐久性を誇るため、長期間にわたり美しい外観を保つのもメリットです。雨風や紫外線に強く、色あせやひび割れが起こりにくい特徴があります。
また、レンガは優れた断熱性と蓄熱性を持ち合わせている素材です。夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を実現し、冷暖房費の節約にも繋がります。高い耐火性で火災から家を守れるのも、大きなメリットと言えるでしょう。
レンガの持つ独特の風合いは、ヴィンテージな雰囲気からモダンなデザインまで、幅広いデザインに合わせられます。
たとえば、緑豊かな植物と茶色のレンガの組み合わせは自然な美しさを演出し、白いレンガはモダンなインテリアとの相性が抜群です。
レンガ造りではなくレンガ調が選ばれる理由
レンガ調の外壁には数多くのメリットがあるとはいえ、本物のレンガを外壁に用いるとコストがかさみます。リフォームであっても、他の素材からレンガに変えるには多くの工程が必要です。
コストや工程を考慮し、一般的には本物のレンガではなくレンガ調の外壁が選ばれます。レンガ調の外壁は、本物のレンガのような重厚感ある風合いを再現しつつ、コストを抑えられるのが最大のメリットです。
本物のレンガに比べて施工が簡単なため、工期も短く済みます。一部だけレンガ調を取り入れるなど、デザインの組み合わせを楽しめるのも、本物のレンガ造りにはないメリットです。
レンガ調の外壁特有のデメリット
レンガ調の外壁にも、いくつかのデメリットはあります。本物のレンガを使用する場合よりも費用は抑えられるとはいえ、デザインによっては一般的な外壁に比べて施工費用は高価になる可能性があります。
さらに、本物のレンガ造りより耐久性が劣るのも、レンガ調外壁のデメリットです。レンガ造りと比較すると、つなぎ目などの劣化が起きやすい傾向があります。
ひび割れや、塗料が粉状になるチョーキング現象が生じた場合は、補修が必要です。新築やリフォームでレンガ調の外壁を検討する際は、メンテナンスの手間も考慮に入れましょう。
レンガ調サイディングとレンガ調タイルの違い
レンガ調の外壁材には、サイディングとタイルの2種類があります。どちらもレンガのような美しい外観を再現できますが、素材や特徴、価格などが異なります。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分の家の雰囲気や求めるデザインに対応できる素材を選びましょう。
レンガ調サイディングの特徴
レンガ調サイディングとは、板状の素材をレンガ柄に加工した外壁材です。比較的コストを抑えて、レンガ調の外壁を施工できます。すでに板状になっているため、施工期間が短いのもメリットです。
デザインも豊富で、レンガ調だけでなく、木目調や石目調など、さまざまなテイストのものが揃っています。色味の選択肢も多いため、求めていたデザインのサイディングを見つけられる可能性が高いでしょう。
しかし、本物のレンガに比べると耐久性は劣る場合があり、長期間の使用には定期的なメンテナンスが必須です。
レンガ調タイルの特徴
レンガ調タイルも、本物のレンガに近い質感と耐久性を持つ素材です。高級感があり、重厚な外観を演出したい方におすすめできる素材ですが、レンガ調サイディングに比べてコストがかかり、施工も複雑で時間がかかります。レンガ調のタイルを1枚ずつ貼り付ける工程は、技術力も求められるでしょう。
レンガ調タイルと似た素材に、スライスレンガも挙げられます。本物のレンガを薄く切ったスライスレンガを貼り付けていくため、レンガ造りに近い風合いを楽しめるでしょう。本物のレンガ造りで必要なレンガを積み上げる工数は削減できるものの、レンガ調タイルと同じく複雑な施工が必要です。
サイディングとタイル、どちらを選ぶべき?
サイディングとタイルのどちらを選ぶかは、予算や求めるデザイン、建物の構造などによって異なります。それぞれの素材のメリットとデメリットを比較しましょう。
コスト | タイルよりもサイディングの方がコストが抑えられる傾向があります。 |
デザイン | サイディングのデザインはバリエーションが豊富です。本物のレンガに近い風合いを求めるのであれば、タイルを選ぶと良いでしょう。 |
耐久性 | タイルの方が耐久性が高い傾向があります。 |
施工 | サイディングの方が施工期間は短いでしょう。 |
メンテナンス | タイルの方がメンテナンス頻度は抑えられる傾向があります。 |
実際に外壁材のデザインや風合いを見ながら、求める外観に適した素材を選びましょう。
レンガ調外壁を選ぶ上での注意点
美しい外観で人気を集めるレンガ調の外壁は、施工に進むまでにいくつか注意すべき点があります。最後に、外壁の施工を始める前に確認したいポイントを紹介します。
業者選びの重要性
レンガ調の外壁は、素材や施工方法によって仕上がりが大きく変わります。そのため、信頼できる業者を選ぶことが重要です。実績豊富な業者であれば、豊富な経験と知識に基づいた適切な提案をしてくれるでしょう。
複数の業者に見積りを依頼し、内容を比較検討する方法もおすすめです。口コミサイトなどを参考に、過去の施工実績や顧客からの評判を調べることもできるでしょう。
素材の種類と特徴を理解する
レンガ調の外壁材は種類が豊富なだけでなく、さまざまな素材で作られています。素材によって耐久性や耐候性、価格などが異なります。たとえば、レンガ調のサイディングで一般的に用いられているセメント系の素材は、デザイン性の高さが魅力ですが、定期的なメンテナンスが必須となるのがデメリットです。
一方、軽量で耐震性が魅力の樹脂系の素材は、メンテナンスの手間が抑えられる素材です。デザインと機能性のバランスを考慮して外壁材を選びましょう。
施工方法とメンテナンス
レンガ調の外壁の施工は、サイディングかタイルかによって工数が異なります。美観と耐久性を担保するには、下地処理や断熱材の設置、サイディングやタイルの取り付け、目地の処理など、一連の工程を正確に行う必要があるでしょう。そのため、専門的な知識と技術を持った業者に依頼することが重要です。
また、目地の部分に汚れが溜まりやすく、ひび割れの原因ともなるため、こまめな点検と清掃も必須です。
ブログ執筆者/監修者 執筆者/監修者
株式会社あかつき 代表取締役
松倉道暁
保有資格:一級塗装技士、外装劣化診断士、建築物石綿含有建材調査者、足場
組立作業主任者、有機溶剤作業主任者、安全衛生責任者 | 職人歴26年
一級塗装技士と外装劣化診断士の資格を持ち、塗装職人経験は26年。日々、外壁塗装の現地調査や提案、塗装工事の現場管理を行っています。塗装工事は工事完了後からがお客様との本当のお付き合いの始まりです。10年後20年後にもお客様に喜んでいただく為に工事はもちろんアフターフォローまでトータルの高品質をご提供し続けていきます。
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