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棟板金の修理費用はいくら?交換との違い・相場・見積りの見方までプロが解説

棟板金の修理費用はいくら?交換との違い・相場・見積りの見方までプロが解説

みなさんこんにちは!

東金市外壁塗装屋根塗装 大網白里市外壁塗装屋根塗装専門店の

株式会社あかつき(プロタイムズ東千葉店・大網店)の松倉です!

棟板金は、屋根の一番高い位置(棟)に取り付けられている、細長い金属の部材です。雨水の侵入を防ぎ、屋根全体を保護する大切な役割があります。ただ、強風や経年劣化の影響で、気づかないうちに浮きやズレが進むことがあります。

💬「修理が必要と言われたけれど、本当に交換が必要?」

💬「費用の相場がよくわからない」

💬「応急処置と交換の違いって何?」

今回のお役立ちコラムでは、費用相場や修理と交換の判断基準、保険が使えるケースや急ぎかどうかの判断方法などを整理してお話していきます。

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棟板金とは?劣化しやすい理由

棟板金とは?劣化しやすい理由

棟板金は、屋根のてっぺん(棟)を覆う金属板で、その下には「貫板(ぬきいた)」という木材が入っています。棟板金は、次のような要因で劣化していきます。

  • 強風による固定部の緩み
  • 日差しや雨による経年劣化
  • 雨水の侵入による貫板の腐食

とくに従来工法の釘は時間とともに浮きやすく、そこから雨水が侵入します。早期対処ほど費用はおさえられます。

棟板金の修理費用相場

棟板金は「補修で済む状態」なのか「貫板ごと交換が必要な状態」なのかで費用が大きく変わります。見た目は同じでも、内部の傷み方に差が出るためです。まずは費用の考え方を押さえておきましょう。

部分補修(応急処置の場合)

相場目安:2,000〜20,000円/m

例:釘の打ち直し、ビス補強、すき間のコーキング補修など

特徴

  • 台風後に「カタカタ音」や軽い浮きが出たときに対応できる
  • あくまで応急処置であり、内部が弱っている状態では長持ちしにくい
  • 「とりあえず雨漏りを止めたい」「今すぐ危険を避けたい」場合に選ばれることが多い

部分補修が向いている状態

  • 板金の揺れが小さい
  • 貫板(内部の木材)がまだ健康
  • 短期的に様子を見る前提での処置

棟板金と貫板の交換(しっかり直す場合)

相場目安:10,000〜18,000円/m

例:既存板金と貫板撤去 → 新規貫板・新規板金 → ビス固定

特徴

  • 内部の貫板から新しくするため、固定力が安定する
  • 釘ではなくビス固定を採用することで、強風による再発を防ぎやすい
  • 「長く住み続ける家」「再発したくない」場合に適した選択

貫板は樹脂製と木製があり、樹脂は湿気に強く腐りにくいので、海風や高湿地域で有利です。

交換が向いている状態

  • 板金を押すとグラグラ動く
  • 釘が複数浮いていて固定力が不足している
  • 過去に同じ箇所で劣化を繰り返している

足場代が必要になるケース

相場目安:150,000〜250,000円前後

※屋根の高さ・形状・勾配・施工する棟の長さにより変動します

屋根工事は転落防止・安全確保のため、基本的に足場が必要です。棟板金だけの工事でも、安全確保のため原則足場を組みます。

勾配が緩い平屋など例外的に代替措置で対応する場合もありますが、現場判断になります。外壁塗装や屋根塗装と同時におこなうと、足場が「一回で済む」ため総額が大きく下がりやすいです。

修理と交換はどっちが良い?判断の目安

修理と交換はどっちが良い?判断の目安

棟板金は「見た目だけ」では判断が難しいことが多いです。外からは金属部分しか見えませんが、実際に劣化しやすいのは内部の貫板です。そのため、判断の基準は「板金が動くかどうか」「貫板が生きているかどうか」になります。

判断の目安を一覧にして見てみましょう。

状態 対応 理由
釘が少し浮いている / 揺れがほぼない 補修で様子見が可能 まだ固定力が残っているため
板金が手で押すとグラつく 貫板+板金ごと交換が安心 内部の木材が弱っている可能性が高いため
台風後に棟板金が浮いた / めくれた / 飛んだ 至急交換+固定強化が必要 雨漏りや落下リスクが高いため

 

つまり、板金が「動く」ようになっている場合は交換が必要です。動くということは、内部が支えきれていない状態です。

写真で見分けられるチェックポイント

現地調査がなくても、次の点を写真で確認できます。

  1. 棟板金と屋根材の間に影(すき間)があるか

→ 浮きが始まっているサイン。

影が一定ではなく、波打つように見える場合は進行が早いです。

  1. 釘が真っ直ぐ刺さっておらず、少し浮いて見える

→ 一度浮き始めた釘は、強風や日射でさらに抜けやすくなります。

  1. 棟板金を手で軽く押したときの感覚

→ カタカタ・ぐらつく → 貫板の固定力が落ちている可能性が高い。

  1. 棟の端部分が上に反り返っている、または先端がめくれている

→ 風を受けやすく、この状態はとくに放置厳禁です。

写真・動画のポイント

状態確認をするなら、以下の3点を撮影することで、プロが判断しやすい写真になります。

  • 棟の全長
  • 両端(先端部)
  • 釘の頭のアップ

写真だけでOKです。「屋根に上がらずに」地上からのズーム撮影や2階窓からで問題ありません。

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見積りを比較するときに見るべき3つのポイント

棟板金の見積りは「総額」だけで比べると判断を誤りやすいです。大切なのは「どこに時間と手間がかかっているか」がわかるかどうか。同じ“棟板金交換”という名前でも、内部の処理や固定方法によって、耐久性は何年も変わります。

ここでは、見積りを比較するときに必ず見るべき3つのポイントを整理します。

1 貫板を交換する工程が明記されているか

棟板金は、金属部分そのものより 内部の貫板 の状態で持ちが決まります。貫板が湿気で弱っているまま板金だけ新しくしてしまうと、固定力が戻らず、数年以内に再度ぐらつきが出やすくなります。

見積書で確認するポイント

  • 既存棟板金撤去
  • 貫板撤去
  • 新規貫板設置(木材 or 樹脂貫板)
  • 新規棟板金設置

樹脂貫板は腐らず、再発リスクをおさえられるため「木材か樹脂か」を聞くのも良い判断材料になります。貫板交換の記載がない場合は、理由を言葉で説明できるかが重要です。

2 固定方法が釘ではなくビスかどうか

取り付け方による耐久性の差は大きいです。

  • 釘 → 振動や強風でじわじわと浮きやすい
  • ビス → 締め込みが強く抜けにくいため、強風対策になる

台風後に棟板金が飛ばされたケースの多くは、釘固定です。現在の標準施工はビス固定です。見積書または説明の中で「留め具は何を使いますか?」と確認してみましょう。返答が明確な業者は、施工精度にこだわっています。

3 施工範囲(m数)が明記されているか

棟板金工事は、施工する棟の長さ(m数) で費用が変わります。そのため、見積書に数量が書かれているかはとても重要です。

施工範囲がわかりやすく記載されている例は以下のようなものです。

  • 棟板金交換 12.0m
  • 貫板交換 12.0m

逆に、このような表記は注意が必要です。

  • 棟板金交換 一式
  • 貫板交換 一式

一式表記は、工事範囲が曖昧なまま進みやすく、後から「追加になりました」となりやすい部分です。

火災保険が使えることがある

火災保険が使えることがある

棟板金の修理は、台風や突風など「自然災害が原因」であれば保険の対象になる可能性があります。ただし、経年劣化や施工不良が主な原因と判断される場合は対象外です。

保険が使える可能性があるケース

  • 台風や突風のあとから棟板金の浮き・外れが見られた
  • 強風の影響があった時期と建物の損傷に整合性がある
  • 「経年劣化のみ」と断定できない状態である

ここで大切なのは「被害の原因をどう説明できるか」です。

保険が使えないケース

  • 過去から少しずつ進んだ劣化(経年劣化)
  • 施工不良が原因と判断される状態
  • 日射や錆による自然な劣化と見なされる場合

つまり、保険が使えるかどうかは“状態をどう記録し、どう説明できるか” によってわかれます。

申請を進めるときに必要なもの

  • 屋根の状態(近影 / 全体 / アップ)の写真
  • いつ気づいたか、どんな状況だったか
  • 強風があった日の記録(気象データ)

「保険が使えるから工事する」のではなく、使える場合に負担を減らせる可能性がある、という理解が大切です。状態を整理しながら業者と相談することで、最適な判断がしやすくなります。

状況を整理する場合の要点もまとめておきます。

  • 今は補修で様子を見るのが良いか
  • 交換で安心を確保した方が良いか
  • 保険申請が現実的か

棟板金は放置して良い?至急性の判断軸

次の症状がある場合は、早めの点検がおすすめです。

  • 風が吹くとカタカタ音がする
  • 触ると棟板金が動く
  • 天井に雨染みがある

早く見つけられるほど、修理費用はおさえられます。

工事の流れと工期の目安

1 現地調査

2 見積り

3 日程調整

4 棟板金交換(施工自体は1〜2日程度)

まずは、現在の状態が「補修で十分なのか」「交換が安心なのか」を見極めることが大切です。屋根はご自身で確認できない部分だからこそ、プロの目で一度状態を整理しておくと迷いが減ります。

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棟板金修理についてよくある質問(FAQ)

棟板金修理についてよくある質問(FAQ)

Q 棟板金の修理は何年持つものですか

A 補修だけの場合は1〜3年ほどで再発することがあります。貫板から交換してビス固定で施工した場合は10年以上持つことが一般的です。ただし、周辺環境や屋根材の状態によっても変わります。

Q 平屋でも足場は必要ですか

A 勾配が緩い屋根や作業性が確保できる場合は、足場なしで対応できるケースもあります。ただし、屋根上は転落リスクが高いため、基本的には足場を組んだ方が安全で仕上がりも安定します。

Q 樹脂製の貫板と木製の貫板はどちらが良いですか

A 長期的な耐久性を考えると樹脂製が有利です。湿気を吸わず腐りにくいので、強風や雨の影響を受けやすい地域ではとくにメリットがあります。ただし、初期費用は木材より高くなります。

Q 台風被害か経年劣化かはどう判断されますか

A 棟板金や貫板の損傷状況、釘やビスの状態、周辺の破風や屋根材の変化など複数の要因を総合して判断します。「いつ気づいたか」「どんな状況だったか」の聞き取りと写真記録が重要です。

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現在の状態確認は「あかつき」の無料診断へ

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屋根の上の状態は普段確認しにくいからこそ、違和感や異変を感じたときに動くのが安心です。今回のお役立ちコラムを読んで「うちの状態は大丈夫だろうか」と心配になったなら、まずは現状把握として無料診断を受けてみてください。

株式会社あかつき(プロタイムズ東千葉店・大網店)では、ドローンを使用した診断も可能です。「診断だけ聞きたい」「とりあえず状態を知りたい」という方も歓迎です。無理なご案内はしていませんので、安心してご相談ください。

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ブログ執筆者/監修者 執筆者/監修者

松倉道暁の写真

株式会社あかつき 代表取締役

松倉道暁

保有資格:一級塗装技士、外装劣化診断士、建築物石綿含有建材調査者、足場
組立作業主任者、有機溶剤作業主任者、安全衛生責任者 | 職人歴26年

一級塗装技士と外装劣化診断士の資格を持ち、塗装職人経験は26年。日々、外壁塗装の現地調査や提案、塗装工事の現場管理を行っています。塗装工事は工事完了後からがお客様との本当のお付き合いの始まりです。10年後20年後にもお客様に喜んでいただく為に工事はもちろんアフターフォローまでトータルの高品質をご提供し続けていきます。

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