【東金市】シーリング打ち替え完全ガイド|寿命・費用・打ち替え/増し打ち
2025年10月24日(金)

みなさんこんにちは!
東金市外壁塗装屋根塗装 大網白里市外壁塗装屋根塗装専門店の
株式会社あかつき(プロタイムズ東千葉店・大網店)の松倉です!
東金市の住宅では、外壁材にサイディングを採用しているケースが多く見られます。外壁の継ぎ目に充填されている「シーリング材(コーキング)」は、建物の防水と伸縮吸収を担う重要なパーツですが、紫外線や温度変化により年々劣化します。
目地に細かいひびが入ったり、隙間ができたりすると、雨水が浸入して下地や断熱材を傷めることもあります。
今回のお役立ちコラムでは「東金市でシーリング打ち替えを検討する際に知っておきたい寿命・劣化サイン・補修時期」について解説します。
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シーリングの寿命と劣化サインを見極める

シーリングは「ゴムのように柔らかい素材」で、外壁の伸縮を吸収しながら建物内部への雨水侵入を防いでいます。ただし、紫外線や熱の影響を受けやすく、経年とともに硬化・収縮が進行します。
東金市は内陸性気候の中でも日射が強く、夏と冬の寒暖差が大きいため、全国平均よりも劣化スピードが早い地域といえます。
ここでは、寿命の目安と見分け方、放置リスクを整理します。
シーリング材の耐用年数の目安
| シーリング材の種類 | 耐用年数 | 特徴 |
| 変成シリコン | 約10〜12年 | 外壁用の標準タイプ。塗装と相性が良い |
| ポリウレタン | 約7〜10年 | 弾性が高いが紫外線に弱い |
| シリコン | 約15年 | 耐候性が高いが塗装できないタイプもある |
| 高耐候型(フッ素・オートン系) | 約15〜20年 | 長寿命で高弾性。塗装との併用に適する |
新築から10年が経過したあたりで、シーリングの硬化・収縮が始まります。外壁塗装と同じタイミングで打ち替えを行えば足場を共用でき、総コストを10〜15%削減できるのが一般的です。
劣化を示す主なサイン
シーリング劣化の初期症状は見た目では分かりづらいですが、次のような状態が見られたら要注意です。
- 表面に細かなひびが入り、弾力がなくカチカチしている
- 目地の端部が外壁から剥がれ、隙間が生じている
- 雨上がりに目地周辺が黒ずんでカビが発生している
- 触れると白い粉が付き、表面が粉化している
これらは紫外線で可塑剤が抜け、シーリングが硬化しているサインです。東金市のように湿度が高く、夏場の直射が強い地域では、10年を超えると劣化症状が一気に進行することがあります。
放置による二次被害
劣化したシーリングを放置すると、雨水がサイディングの継ぎ目から侵入し、内部の木材や断熱材にまで影響を及ぼします。内部に湿気がこもるとカビや腐食が発生し、外壁材自体が反りや膨れを起こすこともあります。
また、シーリングが切れた部分から風が入り、外壁のバタつき音や室内の冷気侵入を感じるケースもあります。
一度内部まで水が回ると、塗装だけでは防水性能を回復できず、サイディング交換など高額な補修が必要になります。目地の硬化・剥離を見つけた段階で早めに打ち替えを行うことが、結果的に費用を抑える最善策です。
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打ち替えと増し打ちの違い・費用比較

シーリング補修には「打ち替え」と「増し打ち」という2つの方法があります。見た目は似ていますが、施工の内容と耐久性は大きく異なります。東金市の住宅では、築年数や外壁の状態に応じて適切な工法を選ぶことが重要です。
ここでは、それぞれの特徴と費用の目安、工法を選ぶ基準を整理します。
打ち替え工法(既存材を撤去し全面交換)
打ち替えとは、古くなったシーリング材をすべて撤去し、新しい材料に入れ替える方法です。サイディング外壁の目地に沿ってカッターで旧材を切り取り、内部を清掃したうえでプライマー(接着剤)を塗布。
新しいシーリング材を充填し、ヘラで押さえて密着させる手順で施工します。この工法の最大のメリットは、下地から新しい状態にリセットできる点です。密着不良や内部劣化を残さないため、最も耐久性が高く、防水性能も新築同等に戻ります。
費用の目安は、1mあたり700〜1,200円前後。30坪規模の住宅でおおよそ15〜25万円程度が相場です。東金市のように日射量が多く紫外線劣化が早い地域では、初回の打ち替えをしっかり行っておくと、その後のメンテナンス周期を延ばせます。
増し打ち工法(既存の上に重ねる簡易補修)
増し打ちは、既存のシーリング材を撤去せず、その上から新しいシーリングを重ねて補修する工法です。施工時間が短く、費用も抑えられるため、築5〜8年の軽微な劣化や部分補修に向いています。
ただし、内部まで硬化が進んでいる場合は密着不良が起こりやすく、数年で剥離するリスクがあります。費用は1mあたり500〜800円前後。
部分補修や窓まわりなど、打ち替えが難しい箇所に併用されるケースもあります。増し打ちはあくまで“延命措置”であり、次の本格的な打ち替えまでのつなぎと考えるのが適切です。
工法選定の目安と費用差の考え方
工法を選ぶ際は、築年数・外壁の種類・目地の状態を基準に判断します。
| 築年数 | 推奨工法 | 理由 |
| 〜8年 | 増し打ち可 | 劣化が浅く、柔軟性が残っている |
| 10〜15年 | 打ち替え推奨 | 旧材の硬化・剥離が進行している |
| 20年以上 | 打ち替え+下地補修 | 下地まで劣化している可能性あり |
東金市は夏の紫外線が強く、冬の冷え込みとの温度差でシーリングの伸縮が激しくなります。このため、10年以上経過した住宅では打ち替えを基本と考えるのが安全です。
とくに南面や西面など日射が集中する面は、他の面より1〜2年早く劣化が進みます。
また、塗装と同時に施工する場合、足場代を共用できるため費用を抑えられます。塗装だけで済ませず、外壁の防水ライン(シーリング)を同時に更新することが、長期的なコスト削減につながります。
打ち替えの施工手順とメンテナンス周期

シーリング打ち替えは、見た目の補修ではなく「防水機能を復元する工事」です。外壁の寿命を延ばすうえで、施工工程を正しく理解しておくことが大切です。
ここでは、東金市の住宅で一般的に行われている打ち替え作業の流れと、施工後の点検・再施工の目安を紹介します。
施工手順の基本と注意点
打ち替えは、古いシーリングを完全に撤去してから新しい材料を充填します。
工程の流れは次の通りです。
- 既存シーリングの撤去:カッターで切り込みを入れ、古い材を丁寧に除去。
- 清掃とプライマー塗布:目地内の埃や汚れを取り除き、密着性を高めるプライマーを塗布。
- 新規シーリングの充填:ガンで材料を注入し、ヘラで押さえて空気を抜く。
- マスキング除去と乾燥:整形後にテープを外し、24時間以上の硬化養生を行う。
このとき、施工中の天候が非常に重要です。湿度が高い日や雨天での施工は密着不良を起こしやすく、後に剥離の原因になります。
東金市ではとくに梅雨〜秋雨の時期は湿度が高いため、春または秋の乾燥期を選んで施工するのが最適です。
メンテナンス周期と点検タイミング
シーリングは柔らかい素材で、紫外線や熱によって硬化が進みます。
東金市のように日射が強い地域では、10年ごとの点検・15年ごとの再施工を目安にすると安心です。
点検の際には、次の3項目を確認します。
- 弾力が残っているか(指で押して柔らかさを感じるか)
- 端部に剥がれや隙間がないか
- 雨上がりに目地まわりが黒ずんでいないか
これらを定期的にチェックすることで、劣化を早期に発見できます。
また、外壁塗装と一緒に行うことで、シーリングの上から塗膜がかかり、紫外線の影響を軽減できます。打ち替え後に塗装を施す場合、塗料とシーリング材の相性(密着性)を確認しておくことが重要です。
使用材料と耐久性を高めるポイント
使用するシーリング材には複数のグレードがあります。打ち替えの際に、高耐候型(フッ素・オートンイクシード系など)を選ぶと、寿命を15〜20年に延ばせます。
これらは紫外線に強く、東金市のような強日射地域に最適です。
また、色選びもポイントです。濃色の外壁に黒系のシーリングを使用すると、熱吸収によって硬化が早まるため、白系・グレー系の淡色材を使用することで劣化を遅らせられます。施工後3〜5年の時点で簡易点検を行い、端部の浮きや硬化が見られた場合は、部分補修で対応すれば大規模な再施工を防げます。
正しい材料選定と定期メンテナンスで、外壁の防水性能を20年以上維持することも可能です。
FAQ|東金市のシーリング打ち替えについてよくある質問
東金市では強い日射と寒暖差の影響で、シーリング材の硬化・剥離が全国平均よりも早く進行します。
あかつきには、外壁の防水性能を維持するためのシーリング打ち替えに関するご相談を多くいただいています。ここでは、よくある疑問点をまとめて解説します。
Q.打ち替えと増し打ちはどう使い分ければいいですか?
A.増し打ちは既存シーリングを残したまま上から充填する簡易補修で、軽度の劣化や部分的な補修に適しています。一方、打ち替えは古いシーリングをすべて撤去し、新しい材に交換する工法で、防水性能を根本から回復させます。
東金市のように紫外線が強く劣化の進行が早い地域では、築10年以上経過した建物は打ち替えが基本です。
Q.打ち替え工事の最適な時期はいつですか?
A.湿度が低く、気温が安定している春(4〜6月)または秋(9〜11月)が最適です。梅雨や台風シーズンの施工は密着不良を起こす可能性があるため避けましょうまた、外壁塗装と同時に行うことで足場を共有でき、費用を約10〜15%削減できます。
Q.どのシーリング材を選べば長持ちしますか?
A.一般的な変成シリコンでも約10〜12年の耐用年数がありますが、長期的な防水性を重視する場合は高耐候型(オートンイクシード・フッ素系など)がおすすめです。紫外線に強く、柔軟性を長期間維持できるため、東金市の強い日射環境でも15〜20年の耐用が期待できます。
東金市のシーリング補修は「あかつき」へ|打ち替えで防水力を“新築同等”に

シーリングは外壁の防水ライン。東金市の強い日射と寒暖差では劣化が早く、10年超で硬化・ひび・剥離が一気に進みます。放置するとサイディング裏へ水が回り、断熱材や木下地の腐食、外壁の反り・膨れ、室内のカビといった二次被害へ。
長持ちさせる最適解は、旧材を撤去して密着を復元する打ち替えです。費用は1mあたりの単価差はあっても、再発防止と総コストで見ると“増し打ちの繰り返し”より有利です。さらに外壁塗装と同時施工なら足場を共用でき、トータルの出費を圧縮できます。
株式会社あかつき(プロタイムズ東千葉店・大網店)では、ドローン+近接目視で劣化範囲を特定し、プライマー選定・温湿度管理・養生時間の遵守まで工程を可視化。高耐候型材(フッ素・オートン系など)や色調設計で熱影響を抑え、南西面など“痛みやすい面”の延命も狙います。施工後は3〜5年点検で早期補修を徹底し、20年スパンの防水計画を設計します。
東金市でシーリングのひび・隙間・粉化を見つけたら、まずは現地診断を。問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール・電話でのご相談、ショールームへの来店をお選びください。地域に根ざした「あかつき」が、打ち替え中心の正攻法で、防水性能を“確かに”取り戻します。
ブログ執筆者/監修者 執筆者/監修者

株式会社あかつき 代表取締役
松倉道暁
保有資格:一級塗装技士、外装劣化診断士、建築物石綿含有建材調査者、足場
組立作業主任者、有機溶剤作業主任者、安全衛生責任者 | 職人歴26年
一級塗装技士と外装劣化診断士の資格を持ち、塗装職人経験は26年。日々、外壁塗装の現地調査や提案、塗装工事の現場管理を行っています。塗装工事は工事完了後からがお客様との本当のお付き合いの始まりです。10年後20年後にもお客様に喜んでいただく為に工事はもちろんアフターフォローまでトータルの高品質をご提供し続けていきます。
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