【完全ガイド】屋根塗装の費用相場と施工期間などを徹底解説
2025年04月11日(金)
みなさんこんにちは!
東金市外壁塗装屋根塗装 大網白里市外壁塗装屋根塗装専門店
株式会社あかつき(プロタイムズ東千葉店・大網店)の松倉です!
「屋根塗装費用の目安が分からなくて不安」このような悩みを抱える方もいるかもしれません。屋根塗装は10年に1度はしたほうがいい施工と言われています。実際は塗料の耐用年数により異なるのですが、定期的に点検をしたほうがいい工事です。屋根塗装は大切な財産であり、家族みんなを守るために大事なものと言えます。ただ、屋根塗装で屋根や外壁を守らないと、一気に劣化するのです。
「ある程度、高額なのは理解しているが費用の目安もわからない」という方なら、予算計画を適切に立てられません。そこで今回のお役立ちコラムでは、屋根塗装費用の目安についてくわしくお話しします。
▼合わせて読みたい▼
大網白里市の外壁塗装・屋根塗装費用相場【2024年最新版】
屋根塗装工事の平均的な価格帯とは?
まずは屋根塗装工事の平均的な価格帯をくわしくお話しします。一般的に30坪で塗装面積が118.8平方メートルの住まいなら、約80万円〜120万円が屋根塗装の費用相場です。
50坪198.0平方メートルなら、約120万円〜180万円になります。70坪277.2平方メートルなら、約160万円〜250万円です。100坪396平方メートルレベルだと230万円〜350万円ほどになります。60坪あたりから、最高額200万円以上が出てくる計算です。
塗装面積をよりくわしく知りたいなら、当てはめるのに便利な計算式を利用してみてください。1坪3.3平方メートルで計算した場合、20坪の塗装面積の計算は以下の通りです。
延床面積:20坪×3.3=約66平方メートル
塗装面積:66平方メートル×1.2=79.2平方メートル
一般的な戸建ての場合、30坪の規模の住まいが多数あります。その場合の屋根塗装の費用相場は最低でも80万円はかかるのです。
工期はどのくらいかかる?
一般的に屋根塗装では以下のような工程があります。
- 【近隣挨拶】1日/1~2時間目安
- 【現場確認】1日/1時間目安
- 【足場の設置】1日
- 【洗浄(高圧洗浄)】1日
- 【下地調整(下地処理)】1日
- 【養生】1日
- 【塗装(下塗り)】2~3日
- 【塗装(中塗り・上塗り)】2~3日
- 【完了検査】1日/1時間目安
- 【足場の解体】1日
- 【工事完了&引き渡し】
なにも問題がなく進めば10日〜14日程度で完了します。想定できる問題は、天候や補修範囲による変動です。基本的に雨が降ると塗装工事はできません。
塗料は湿度の影響を大きく受けるからです。雨や雪が塗料に付着することで、施工不良につながります。以下は屋根塗装の工期が伸びる可能性のある理由です。
雨
雨が降ると作業は中断するしかありません。塗料は下塗り・中塗り・上塗りという3つの工程があります。屋根に塗料を塗布したら、確実に乾燥しないと次の塗る工程に移れないのです。
乾燥している間に雨に濡れると、乾燥してもはがれやすくなります。また、雨で濡れた屋根は非常に危険です。足場があったとしても、ベテランの職人が滑落する危険性もあります。安全面という観点からも、雨の日の屋根塗装はできないのです。
また、雨や雪が降るような日は湿度にも注意しなければなりません。多くの塗料メーカーで「湿度85%以上、気温5度以下」を、塗装できない気候条件として規定しています。
湿度の高い環境下だと、色ムラや水分と塗料が混ざって、乾燥後にふくれたりはがれたりするリスクがあるからです。やり直しになりますから、経済面でも大きな負担となります。
気温
気温にも注意が必要です。気温が5度以下になると、塗料の乾燥が遅くなります。塗装工事は、塗料による塗膜という保護膜を形成するのが目的です。塗膜は十分な硬さが求められます。
気温が5度以下になると十分に硬化しないリスクが出てくるのです。塗膜が均一ではない仕上がりにもなります。
逆に気温が高すぎるのも問題です。外壁の温度が高くなることで、塗料が内側から乾燥する可能性もあります。十分に密着しないまま乾燥すると、塗りムラやはがれのリスクが高くなるのです。
強風
強風の際にも屋根塗装はできません。春一番や台風が近づいてくると風も強くなります。強風時に塗料を塗ったら散る可能性が高くなるのです。
塗料が飛び散った場合、近隣の住宅の外壁や屋根に付着する危険性があります。また、塗膜が均一に仕上がらないために、施工品質が低下するリスクもあるのです。
職人の安全性も確保できません。作業時に強風によって足場が倒壊したらどうでしょうか?職人の命にも関わってくる大事故です。足場が崩れた結果、隣家の屋根や外壁にぶつかって破損するかもしれません。強風時も屋根塗装には適していないのです。
参照:国土交通省安全啓発リーフレット(令和元年度版)平成30年の事故発生状況 塗装吹付作業中に足場から墜落し被災 (負傷事故:休業4日以上)
屋根の状態
屋根の状態も施工期間が伸びる理由になります。屋根塗装や補修をしていない場合、屋根がボロボロの状態なケースもあるからです。屋根の劣化が激しい時点から、屋根塗装をすると、下地処理や清掃に時間がかかります。
ひび割れが広範囲だったり、金属屋根ならサビがあちこちに発生していたりする場合もあるのです。屋根材にコケや藻などが残ったまま塗料を塗っても、すぐにはがれます。
補修範囲が広ければその分、施工時間もかかりますし施工費用にも反映されるのです。スレート屋根やガルバリウム鋼板、トタンには棟板金が設置されています。屋根材と屋根材の隙間をカバーするものですが、サビていれば交換が必要です。屋根の状況次第では下地の張り替えのような大規模修繕になります。
作業工程の追加や変更
作業工程の追加や変更も、工期が延びる要因です。屋根塗装の前には、担当者が屋根の不具合を調査します。万が一、見落としがあると施工中に劣化や不具合が見つかる場合もあるのです。追加補修となれば、当然工期も伸びます。施主の要望で、塗料の色を変更するとなったら、材料を再度手配しなければなりません
塗装業者の事情
塗装業者の都合で工期が長くなる場合もあります。とくに職人が人手不足だと、集めるまで施工できません。他の現場もあれば、職人のスケジュール調整が必要です。塗料や補修材を手配していても、納入が遅くなる危険性もあります。その場合、作業を一旦中断しなければなりません。
このような理由が、屋根塗装の施工期間が伸びる理由です。施工期間が伸びることは人件費にも影響を与えます。とくに日給や時間給で雇用している塗装業者の場合、作業時間が長くなると人件費が増加するのです。その分は施工費用に反映されます。
▼合わせて読みたい▼
屋根塗装の施工方法|特徴の比較とメリット・デメリットを考える
「屋根の形」や「塗料」で施工費用は大きく変動する
屋根の形や塗料でも施工費用は変わってきます。屋根の形の場合、複雑な形状だったり、急勾配だったりすると費用は高額になるのです。塗料もグレードによって費用は大きく変動します。以下で理由をくわしくお話しします。
屋根の形状
屋根の形状が複雑形状な場合、合わせて足場を組まなければなりません。足場を複雑に組む必要が出てきます。場合によっては通常の住まいより、足場材が増える可能性もあるのです。
屋根が広い場合、その分、塗装しなければなりません。塗装面積が増えるほど、必要な塗料も増加します。塗料代金が高くなりますし、作業時間も長くなるのです。
急勾配の屋根では手間もかかります。屋根全体に足場を設置しますし、職人も安全性を確保しながら施工しなければなりません。その分、作業効率が低くなりますから、工期も長くなる傾向です。人件費が増加するため、費用が高くなります。
また、急勾配だと、同じ床面積の住まいより屋根の面積は広くなるのも施工費がふくらむ理由です。
塗料はグレードが高くなるほど高額になる
屋根塗装に採用する塗料のグレードが高ければ、塗料単価も高くなります。グレードの高さを決めている要素は「耐用年数」や「機能性」です。耐用年数は塗料の寿命のようなものと考えてください。耐用年数は自然に対する耐久力に影響されます。
屋根塗装で形成する塗膜は、屋根材を紫外線や雨風から保護しているのです。ただ、塗膜も日々紫外線や雨風のような自然のダメージ要因から負担を受け続けると、劣化します。劣化が進み限界を迎えるまでの期間が耐用年数です。
アクリル塗料は耐用年数が5年〜7年しかないため安価に設定されています。一方、フッ素や無機塗料はハイグレード塗料であり、耐用年数は15年以上です。低汚染塗料や遮熱塗料のような特殊な機能性を備えた塗料も、高額に設定されています。
塗料単価は高額ですが、屋根塗装は他にも足場代や人件費の他、諸経費もかかるのです。耐用年数が長い塗料なら、長い目で見ると塗装頻度は少なくなるため、コスパがよいという考え方もできます。
▼合わせて読みたい▼
山武市の気候にあった高耐候性塗料について|高品質な塗料推奨
不安を感じたら今すぐご相談を!屋根のことなら株式会社あかつきへ
突然の訪問販売や「オタクの屋根、壊れてますよ」といったセールストークに心が揺らいでしまったら、まずは一呼吸おいて、冷静に判断することが大切です。
屋根の劣化は地上から見えにくいため、不安に感じて当然ですが、すぐにその場で契約してしまうのは非常に危険です。
そんなときこそ、信頼できる第三者によるセカンドオピニオンが効果を発揮します。
株式会社あかつき(プロタイムズ東千葉店・大網店)では、無料での診断や丁寧なご説明を通じて「今本当に必要な工事なのかどうか」を納得できるかたちでご案内しています。
点検報告書や写真による説明、資格を持つプロによる診断など、安心してご相談いただける体制を整えています。
「一人で判断するのが不安」「他の業者の意見も聞きたい」と思ったら、ぜひお問い合わせフォームからのご連絡、メール・お電話でのご相談、ショールームへのご来店をお待ちしております。
無理な営業は一切いたしませんので、どうぞ安心して株式会社あかつきにご相談ください。
ブログ執筆者/監修者 執筆者/監修者
株式会社あかつき 代表取締役
松倉道暁
保有資格:一級塗装技士、外装劣化診断士、建築物石綿含有建材調査者、足場
組立作業主任者、有機溶剤作業主任者、安全衛生責任者 | 職人歴26年
一級塗装技士と外装劣化診断士の資格を持ち、塗装職人経験は26年。日々、外壁塗装の現地調査や提案、塗装工事の現場管理を行っています。塗装工事は工事完了後からがお客様との本当のお付き合いの始まりです。10年後20年後にもお客様に喜んでいただく為に工事はもちろんアフターフォローまでトータルの高品質をご提供し続けていきます。
>スタッフ紹介を見る人気記事
玄関ドアの白い汚れを落としたい!原因と対処法、そして防止策...
玄関ドアの白い汚れを落としたい!原因と対処法...
外壁をモカブラウンにするのが流行中!おしゃれに魅せるコツと注意点を解説...
みなさんこんにちは! 東金市外壁塗装屋根塗装 大網白里...
YouTube【地域の暮らしを守る!】あかつき 今期は全力で給湯器&OB感謝祭やります!を公開しまし...
みなさんこんにちは! 東金市外壁塗装屋根塗装 大網白里市外...