千葉市特有の外壁劣化症状についてあかつきが完全解説!
2024年11月28日(木)
みなさんこんにちは!
東金市外壁塗装屋根塗装 大網白里市外壁塗装屋根塗装専門店の
株式会社あかつき(プロタイムズ東千葉店・大網店)の松倉です!
千葉県の中央部を広く確保している千葉市では、ここならではの外壁劣化症状を見つけることで「お住まいの長寿命化」を図ることができます。メンテナンスタイミングをしっかりと把握することができれば、大きなトラブルを招くことがなくなるのです。
「今住めていれば良い」のではなく「いつまでも住み続けられる」お住まいを作ることで、次の世代に受け継ぐこともできれば、リセールバリューにもしっかりとつながります。良いことづくしのメンテナンスを怠るのは非常にもったいないことです。
今回のお役立ちコラムでは「千葉市特有の外壁劣化症状」を考えることで、メンテナンスタイミングを逃さずにお得に直していく方法について考えてみましょう。
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千葉市の「土地的」特徴
千葉市は東京湾に広く面している地域で、千葉県の中央に位置する広い都市です。各区を通る河川は汽水域になるため、磯の香りがする地域が多いのも千葉市の特徴でしょう。
工業地帯もあるので、大型トラックの往来も多いため、振動や排気ガスによる影響は比較的多いと感じます。さらに、電車に至っては地下・地上・空中と全方向からの振動が発生することがわかっているので、これらによるお住まいへの影響は非常に大きいです。
土地的特徴が原因になる外壁劣化症状
千葉市は潮風が多い地域なので、金属材の劣化が随所に見られます。特に、住宅以上に工場や海浜施設の劣化は早急にメンテナンスすべきとも思えるケースが目につきます。
- ガルバリウム鋼板の劣化
- アルミサッシの白サビ
- 工場ダクトの赤サビ
- 金属系サイディングのチョーキング現象
- 工場地帯の外壁汚損
折半屋根を使用しているような工場の場合、遠目から見てもはっきりとわかるような「赤サビ」が屋根に多く発生しています。これは、屋根材そのものだけではなく、固定ビスなども含めた赤サビです。つまり、屋根全体が劣化してしまっているということを覚えておいてください。
戸建ての方も無関係ではありません。ガルバリウム鋼板の金属屋根を使用している場合、屋根の縁から劣化が確認できるケースや、固定金具から劣化がは実待っているケースをよく目にします。
特に、ソーラーパネルを設置しているような場合では、設置時についてしまった傷から劣化が始まっているケースが多いです。
アルミサッシに関しては、本来の光沢感が失われて白っぽく変色、時には結晶化した白サビが確認できるようになってきます。適切な時期に塗装や交換をしないと、建物の歪みによって開閉できなくなる可能性があるので、ここに劣化症状が現れたら業者に相談してみましょう。
工場のダクトのサビは「交換」するのが最も効率的です。塗装で誤魔化すのではなく、しっかりと交換して雨の入り込む余地をなくすことをおすすめします。
金属系サイディングは、塩害により劣化していくので「チョーキング」が発生した時点で限界状態だと思いましょう。
そして、工業地帯では大型トラックの排気ガスによる汚損が顕著です。外壁洗浄を施すか、そもそも汚れづらい塗料による外壁塗装・屋根塗装を施すのが重要になります。
公共機関を含めた乗り物による振動は、住宅・工場の差を無視して大きな影響を与えるので「ひび割れ」には十分注意を払いましょう。ひび割れの許容範囲は「0.3mm未満の幅、4mm以下の深さ」という規定があるため、これを超えるような状態になると「雨漏り」が発生する確率が爆発的にアップしてしまうのです。
これらが千葉市の土地的特徴から発生しやすい外壁劣化症状です。
千葉市の「気候的」特徴
千葉市は年間を通じて良い天気が続きやすく、海浜地域が多いので湿度が高いという特徴を持っています。天気が良い日が多いものの、降水量は多いため、お住まいにとっては厳しい条件が揃ってしまうという特徴も併せ持っているといえるでしょう。
また、街路樹の落葉はお住まいの周辺に多くの影響を与える原因になることがあるので、季節による影響も考えなければなりません。
気候的特徴が原因になる外壁劣化症状
天気が良い日には「日差し」が強く、雨が降れば沿岸地域のため「塩分」が建物を襲います。どうしても汽水河川が多いため、街中でも潮風の影響が出やすいのが千葉市の大きな問題点になってしまうのです。
これらの条件による劣化症状は以下の通りです。
- 紫外線によるチョーキング現象
- 紫外線によるシーリング材の劣化
- 塩害による金属製屋根材の劣化
- 換気扇ダクトの赤サビ
- アルミサッシの白サビ
紫外線はお住まいの劣化症状を引き起こす代表格です。塗装表面を破壊する成分が活発に動くエネルギーとなるため、紫外線対策ができていないとすぐにチョーキング現象が発生するでしょう。
それだけではなく、シーリング材の破壊にもつながってしまい、防水性を失いやすくなってしまうのです。この2つの劣化症状だけでも、お住まいへのダメージは相当なものになってしまいます。
他にも、千葉市特有の「塩害」は沿岸部以外の内陸部でも猛威を振るい、風向きによっては内陸部の奥にまで潮風を運んでしまうこともあります。その結果、防風林などが潮焼けで枯れてしまうことさえあるのです。
ここまで大きな被害を及ぼす潮風が、お住まいに影響しないわけがありません。金属材の劣化はもちろん、コンクリートの劣化にもつながるため、最悪の場合「お住まいが崩れる」可能性もあるのです。
少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、潮風はかなり厄介な問題だということだけは忘れないでください。しかも、潮風を受け続けたお住まいに雨が降れば「基礎コンクリート」に塩分が流れていくので、基礎が劣化する可能性が非常に高いです。
気をつけるべきポイントがかなり多いので、メンテナンスだけは怠らないようにすべきです。
おすすめしたいメンテナンス内容
千葉市にお住まいの場合、塩害を回避することはできません。どれだけ手を入れたとしても、最終的に潮風の影響と紫外線の影響によって劣化が促進されてしまうでしょう。だからこそ、メンテナンスタイミングをどうすべきかをしっかりと考えなければならないのです。
長期間メンテナンスフリーな期間を作るべきなのか、コンスタントにメンテナンスして対策すべきなのか。これは非常に大きな問題になるはずです。
おすすめのメンテナンス内容と、メンテナンスタイミングの考え方についてご紹介しましょう。
塩害対策のエスジーエル鋼板への交換
どこの地域でも大人気で、業者もおすすめする「ガルバリウム鋼板」は千葉市にはあまり向いていません。相談先によっては、リフォームの際におすすめされるかもしれませんが、塩害が多く発生する地域でガルバリウム鋼板を使用するのは「愚の骨頂」です。
なぜなら、ガルバリウム鋼板は塩分によって異常劣化を引き起こしてしまうからです。本来想定している期間使い続けるということが難しく、せっかくの高性能屋根材がガラクタになってしまうかもしれません。
同じように、アルミサッシも塩害に弱い部分です。他の金属部分も同様で、塩分はお住まいに害を与える非常に大きな問題だということを覚えておきましょう。
そこで、塩分にも負けない金属材の採用が重要になるわけです。「エスジーエル鋼板」という、ガルバリウム鋼板の塩分に弱い成分を切り替えた金属材料を活用することで、安定した効果を期待できるようになります。
塩分の付着を防ぐ超低汚染塗料
千葉市の潮風は、防ぐことができません。だからこそ「そもそも付着を許さない」という塗料を使用すれば良いのです。そして「付着しても洗い流せる」という特性を持っていれば、すぐに外壁の劣化症状が発生することを防げます。
少しコストはかかりますが、超低汚染塗料を使用した外壁塗装を施すことで、汚れ対策は圧倒的に解消できるでしょう。大型車両による排気ガス問題も解決できます。
ただし、メーカーによっては超低汚染塗料の中にも効果が薄いものが存在するため、使用する塗料メーカーは「安全性の高い塗料」を使用することが重要だと覚えておいてください。価格が安いからという理由で不安が残る塗料を使用してしまうと、か習う公開することになります。
紫外線に強いラジカル制御型塗料
紫外線量が多い千葉市では、塗装の劣化を抑える機能を発揮できる塗料を使用することで、トラブルの発生を軽減することができます。多くの効果を持つ高機能塗料を使うことをお勧めしたいのですが、どうしてもコスト高が発生してしまうのでお勧めしづらくなるというのは間違いありません。
そんな時、紫外線対策に特性を大幅に振り切っている塗料を使用すれば、千葉市特有の紫外線劣化を回避することができるのです。潮風による影響は、定期的な外壁洗浄で対処するという方法もできるのですが、紫外線対策だけは「ラジカル制御型塗料」を使用した外壁塗装でなければ対処できません。
確実なシーリング打ち替え
コストを抑えるために「シーリングの打ち替え」を先送りにする方が時々いらっしゃいます。確かに、外壁塗装時には大きな劣化を確認できないかもしれないのですが、シーリング材の耐用年数は「塗料の数年後」を想定した材料を使用するのが一般的です。そのため、今問題がなくても、数年のうちに確実に劣化症状が現れてしまうということを忘れないでください。
外壁塗装とシーリング打ち替えはセット工事です。
防サビ対策で劣化に備える
潮風の影響をもろに受けてしまう千葉市では、防サビ対策だけは怠らないようにしましょう。窯業系サイディングだから大丈夫と考えるのではなく「金属部分には確実な防錆」が必要だということを徹底しましょう。
- 屋根材
- 外壁材
- 雨樋金具
- ドア
- アルミサッシ
- 外構
- 外蛇口
あらゆる金属部分には塩害が発生します。外の水道が塩害で折れてしまえば、水漏れ事故として非常に大きな負担を背負わなければなりません。確実な防サビ対策が重要です。
千葉市のお住まいはあかつきの定期メンテナンスで長寿命化!
沿岸部からの潮風だけではなく、汽水河川からの潮風もお住まいに大きな影響を与えてしまう千葉市では、防サビ対策や潮風対策の徹底がお住まいの長寿命化に非常に大きな効果を発揮することになります。
適切なメンテナンスを施したいという場合は、株式会社あかつき(プロタイムズ東千葉店・大網店)までご用命ください。最良なメンテナンスプランをご提示いたします。
ブログ執筆者/監修者 執筆者/監修者
株式会社あかつき 代表取締役
松倉道暁
保有資格:一級塗装技士、外装劣化診断士、建築物石綿含有建材調査者、足場
組立作業主任者、有機溶剤作業主任者、安全衛生責任者 | 職人歴26年
一級塗装技士と外装劣化診断士の資格を持ち、塗装職人経験は26年。日々、外壁塗装の現地調査や提案、塗装工事の現場管理を行っています。塗装工事は工事完了後からがお客様との本当のお付き合いの始まりです。10年後20年後にもお客様に喜んでいただく為に工事はもちろんアフターフォローまでトータルの高品質をご提供し続けていきます。
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