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屋根塗装の寿命と耐久年数の高い塗料を選ぶポイント

みなさん、こんにちは🌸

外壁塗装屋根塗装専門店 株式会社あかつきです

「今日は屋根の塗装寿命はどのくらい?」と耐久年数に高い塗料を選ぶポイントをご紹介します😊

ぜひ、参考にしてみてください💛

いざ、塗装をしよう!!と決めてから

みなさん迷われるのが「どの塗料にするか」だと思います。

皆さんが特に気になるのは「一度塗るとどのくらいもつのか、どのくらい耐久性があるのか」という点ではないでしょうか。塗料は高い買い物なので、できるだけ安くて長く持つ塗料を選びたいですよね。

 

塗料の種類は大きく2つに分かれます。

耐久性は低いが費用が安く済む塗料と、耐久性が高いが費用が高くつく塗料です。「安くて長持ちする塗料で塗り替えをしたい」と思われると思います。

長持ちする塗料は1缶あたりの金額も高くなってしまいます。

しかし、その分耐久性が長いので、長い目で見ると耐久性が低く安い塗料よりもお特に塗り替えができます。

屋根の劣化は外壁よりは1.5倍も早いと言われています

屋根は風雨や紫外線の影響を一番受ける部分であるため、屋根のメンテナンスはとても重要です。

この記事では、屋根塗装の耐久性にスポットをあて、屋根の塗料ごとの耐久性の違いや屋根塗装をする際の劣化症状を紹介します。

 

1.屋根塗装の耐久年数は約10年~15年

屋根塗装の耐久年数は約10年~15年が一般的です。

また新築の塗装は建ててから10年ほどが塗り替えのひとつの目安となっています。

では、屋根塗装の耐久年数の目安と塗料の種類ごとの耐久年数を説明いたします。

 

1―1.屋根塗装の耐久年数の目安/約10年~15年

屋根塗装は外壁塗装は同じ耐久年数は約10年~15年となります。

しかし外壁と比べて屋根は風雨や紫外線に晒されることが多いため、劣化しやすく注意が必要です。

屋根の状態を自分自身で確かめることは難しいことですね・・。

いつの間にか劣化が進み、雨漏りが発生していたなんてこともあります。

そうなってしまっては元も子もありません。

築年数が何年経ったか、前回の塗り替えから何年経ったか、しっかりと把握し、定期的に屋根の状態を専門家に確かめてもらうことが事前に雨漏りを防ぐ、とても大切ポイントになります

 

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ただ、耐久年数は約10年~15年といっても、5年で塗膜の防水性がきれ、雨漏りをしてしまう場合や、20年経っても塗膜の防水性があり、雨風から家を守り続けている場合もあります。

次に塗料の種類ごとの耐久年数を見ていきましょう!

 

1―2.塗料の種類ごとに耐久年数が違う

よく使われれる代表的な塗料の種類を紹介していきます。

🔷アクリル塗料/耐久年数約5~7年

以前は主流の塗料として使用されてきましたが、耐久年数が5~7年と短く、汚れやすいということもあり、現在ではあまり使用されていません。耐久年数が短い分、短いスパンで塗り替えをしなければなりません。

 

🔷シリコン塗料/耐久年数約10~13年

シリコン塗料は今でも人気のある塗料のひとつです

汚れの付着や色あせが少なく、、費用もそこまで高くない塗料です。防汚性を持ったシリコン塗料等も出てきており、耐久年数も10~13年と保ちも悪くありません。塗料メーカーごとに機能も違ってくるので、よく確認してから選ぶようにしましょう。

 

🔷フッ素塗料/耐久年数約15~20年

耐久年数も15~20年と長く、価格も高い塗料です。価格は高いですが、耐熱性・耐候性・不燃性・防汚性に優れております。

近年では、注目を浴びている塗料のひとつです

 

🔷無機塗料/耐久年数約20年~

耐久年数が高い分、費用も高くなりますが、近年人気の高い塗料のひとつです。宝石や石のように長い間美しい状態を保ちます

そのほかにも、傷つきにくく、汚れにくく、燃えにくい特徴があります。

30~40年後の塗り替え回数を考慮すると、ランニングコストはアクリル、シリコンといった塗料よりも安くなります

 

2.耐久年数がなくなることで起こる劣化と耐久年数を考慮した塗料の選び方

屋根塗装の耐久年数がなくなることで、様々な劣化症状が出てきます。劣化が進むことで雨漏りにつながってしまので、そうなる前に定期的に塗り替えを行いましょう。

 

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2―1.耐久年数が切れることによって起こる劣化症状

つぎに、屋根塗装の耐久年数が切れることによって起こる劣化症状を紹介していきます。

🔷色褪せ

経年劣化により、塗膜表面が色褪せしています。

耐久性が落ちている為、見た目が損なわれることはもちろん、防水性も低下し、苔・カビ・藻が発生しやすくなります。

 

 

🔷藻や苔の発生

屋根自体に水分が滞留し湿気が高くなるため、藻や苔が発生してしまっています。


 

🔷凍害

塗膜の防水性が失われ、水分が瓦に吸収され冬場や夜間など温度が低くなった時に凍結膨張によって発生します。

水分の乾燥を繰り返し瓦自体にヒビが入ってしまい、欠損してしまう可能性があります。

 

 

🔷滑落

割れ落ちた瓦を放置していると、ひび割れが大きくなり、割れ落ちてしまう。割れた瓦が落ちてしまうと大事故に繋がるので注意が必要です。

 

 

🔷反り

水分の浸透と乾燥を繰り返して起こる現象です。放置しておくと反りが大きくなり雨漏りの原因となります。

 

以上のように劣化症状により雨水が浸水し野地板を腐食して、雨漏りが発生させてしまう可能性があります。

カビやシミによりシックハウス症候群等の健康障害を引き起こす恐れもあるので、注意が必要です。

 

2―2.耐久年数を考慮した塗料の選ぶポイント

塗り替えを検討されている方は、目的に合った耐久年数の塗料を選ぶことがポイントです。

 

【選ぶポイント】

①耐久年数が短く、価格の安い塗料で短いスパンで塗り替えを行う

②耐久年数が長く、価格の高い塗料で長いスパンで塗り替えを行う

 

外壁の塗り替えの場合、短いスパンで塗り替えをして外壁の色の変化を楽しみたいという方もいらっしゃいます。

しかし、屋根の塗り替えの場合、地上から見えにくいですし、外壁より劣化のスピードが早いです。

ランニングコストでみていくと、耐久年数が長く、価格が高い塗料で長いスパンで塗り替えを行う方が結果的に安くなります

どちらかで悩まれている方は、耐久年数の高い塗料を選ばれてはいかがでしょうか。

 

例として、塗り替えてから30年間のランニングコストをみてみましょう。

①耐久性が10年で120万円する塗装工事

②耐久性15年で150万円する塗装工事

を比較してみましょう。

耐久性が10年で120万円する塗装工事は30年間で360万円の費用がかかります。

一方、耐久性が15年で150万円する塗装工事は30年間で300万円の費用がかかります。

 

なんと、耐久性が15年で150万円する塗装工事の方が60万円もお得になります

 

安い塗料を使うことが工事を安く済ませられる方法ではないことが分かります。

 

※上記はあくまでも例です。

 

3.屋根塗装の落とし穴

塗り替えといっても、ただローラーで塗ればいいだけじゃありません。塗料ごとに仕様基準が異なり、それを守らなければ施工不良となってしまいます。ここではそんな落とし穴をみていきます。

 

3―1.仕様基準を守らなければ期待耐久年数は発揮できない

塗り替えは、単純にただ塗ればいいわけではありません。

基準を守らずに塗装したため施工不良を起こした事例も多くあります。

塗料にはそれぞれ、使用基準というものがあります。

🔶塗布量(塗る面積ごとにどれだけ塗料を塗らなけばならないか)

🔶乾燥時間(下塗り・中塗り・上塗りの工程で乾かさないといけない時間)

🔶希釈率(塗料用シンナーや清水で塗料を希釈する割合)

🔶塗装回数(塗料メーカーが指定している塗布回数)

 

⚠️このような基準が守られていない場合、施工不良となります。

施工不良が起きないようにするためにも、この観点をしっかり持っている信頼できる業者に塗装をお願いしましょう。

塗布量を守る為には、まずは正しい塗装面積が算出されていないといけません。

もし、塗装面積が「坪数」で表記されていたら、注意が必要です。

「坪数」は単なる床面積なので、塗布面積ではありません

また、お手元の見積書を見比べてください。

各社、塗装面積が異なると思います。

塗装面積の根拠を必ずチェックし、正しい塗装面積を把握しましょう。

塗料の使用缶が詳細に記載されているかもチェックしましょう。

塗料にはメーカーが指定している「基準塗布量」というものがあります。この塗布量を守らないとその塗料がもつ、本来の性能は発揮されません。

使用缶数が少なければ、施工不良になってしまいますので注意が必要です。

 

3―2.施工不良を防ぐための、見積書をみるポイント

塗装業者の見積もりとなると、数値が「一式」と書かれているようなどんぶり勘定のものがまだまだ多く存在します。

それでは本当に塗り面積に対して基準を守った施工内容なのが分からず、施工不良になりかねません。

下表のように、工事内容を明確に見積書に記載していることが、施工不良を防げるポイントです。

 


 

3―3.【+α】コストはかかるが長く保持たせたい方にはカバー工法or葺き替え工法がおすすめ

塗り替えを既に2回してしまった、劣化が進みすぎて塗装ができない、塗装よりも長く保たせたい方には、コストはかってしまいますが、カバー工法もおすすめです。

【カバー工法】

既存の屋根を取り外さず、そのまま新しい屋根材を取り付ける工法です。費用を抑えながら屋根の外観および性能を新しくできる、バランスの取れた屋根のリフォーム工事です

🔶メリット

既存の屋根を解体しないため、解体費用および廃材処理費が不要。葺き替え工事よりは費用を抑えることが可能です。短期間で工事を行うため、職人の方の費用も抑えられます。また、屋根材が二重になるため、耐熱性・遮音性も高まります

🔷デメリット

屋根材に湿気がたまることがないように換気口をつけ、外気を取り込む必要があります。そのため「屋根リフォーム重ね葺き工事」に加えて換気のための工事費用が発生してきます。

🟥価格目安

業者ごとの施工費によって価格に違いはありますが、おおまかに50万円~120万円程度が相場となります。

既存の屋根を解体せず、廃材処理も不要なため、葺き替え工法よりも費用を抑えての施工が可能になります。

 

カバー工法の施工事例多数🏠

    多くのお客様からご満足の声いただいております💛

 

 

【葺き替え工法】

既存の屋根材を取り外し、新しい屋根材を設置する工事です。野地板や防水シートまで劣化が進行している場合に、この葺き替え工法が必要となってきます。

 

🔶メリット

全て新品の屋根材を使用するため、新築同様の見た目や耐久性があります。屋根材を全て剝がして工事をするため、どのような屋根でも工事が可能です。

🔷デメリット

塗装やカバー工法と比べると、施工期間が長く工事費用が高くなります。既存の屋根材を剥がすので、工事期間中の雨の影響を受けてしまいやすいことがデメリットです。

また、屋根の解体や廃棄の費用が別途かかります。注意点として、アスベストが含まれている屋根材の場合、通常よりも高額な解体費がかかります。

 

🟥価格目安

業者ごとの施工費によって価格に違いはありますが、おおまかに70万円~140万円程が相場となります。

葺き替え工法の施工事例多数

多くのお客様からご満足の声いただいております💛

 

4.的確な塗装をするために塗り替え時には専門家に診断しもらおう

塗装をする前には必ず専門家に家の状態を診断してもらいましょう。的確に診断してもらうことで、本当に塗装するべきか、どのような塗料を選ぶべきか知ることができます。

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4―1.外装劣化診断で劣化箇所をチェック

屋根の状態を自分自身で屋根に登って見ることは危険です。

そのため、専門に依頼して、下記のようなポイントで屋根を診断してもらいましょう。下記の診断をしてもらうことで、家の状態を的確に把握することができます。

 

🟪屋根表面の防水性を調査する項目

 

屋根の表面が劣化すると、一番大事な防水性が損なわれていきます。防水性が損なわれた屋根材は雨を弾かず、水分を吸収してしまいます。最悪の場合は、雨漏れを引き起こす原因ともなります。

🟪屋根材の防水性を調査する項目

 

瓦の滑落とは、屋根材自体が欠けてしまうことを言います。これは小さなヒビを放置した結果、起こる現象です。割れた部分の屋根材には当然、防水性がない為、水分をダイレクトに吸収してしまします。

🟪屋根材の排水性を調査する項目

 

スレート瓦と呼ばれる屋根材は縁切りという作業がされているかどうかが非常に重要になります。縁切りのされていないスレート屋根は雨水が瓦の重なり部分に滞留してしまい、雨漏りを引き起こす原因となります。

🟪屋根材の遮熱性を調査する項目

 

屋根に塗られている塗料の中には、遮熱や断熱機能があり屋根の温度を結果的に下げるものもあります。屋根表面が劣化すると、それらの機能が損なわれるため、最悪60度以上まで温度が上がります。

 

4―2.どこの業者を選ぶべきかは診断内容で決める

では、実際にどこの業者を選ぶべきか、分からない方は多いかと思います。まずは、3―1の内容をしっかりと診断してくれる業者を選びましょう。

その他にも、新聞広告やチラシ、近隣の方からの情報、インターネットで検索する等、様々な方法があります。

1社だけに絞って診断をしてもらうのではなく、3社ほど相見積もりを依頼し、的確に診断してくれるのかを見比べましょう。

 

他社との相見積もりも大歓迎😊まずはお気軽にご相談ください✨

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まとめ

屋根塗装の耐久性は塗料の種類によって変わります。

安い塗料は耐久性も低く、高い塗料は高い耐久性を発揮します。

しかし、良い塗料で屋根塗装したからといって、耐久性は高いというわけではありません。

仕様基準を守った施工をしてもらわないと、本来の力を発揮しません。

 

結果から言うと、安くて耐久性が低い塗料よりも、

耐久性が高く費用も高い塗料の方がランニングコストでみると安く済むのでおすすめです!

コストがかかっても長く保たせたい方は、カバー工法や葺き替え工法といった工事も検討してみてください。

今後、家をどうしてくのか、目的に合わせて塗料を選定し、信頼できる業者を選びましょう。

妥協せず、しっかりと見極めるために、納得がいくまで調べることが屋根塗装を長持ちさせる重要なポイントにもなります。

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屋根塗装を成功させるために本記事を参考にしたもらえればと思います。

 

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スタッフブログをご覧いただき ありがとうございます。

千葉県東金市・大網白里市の塗装会社

株式会社あかつき(プロタイムズ東千葉店・大網店)です。

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ブログ執筆者/監修者 執筆者/監修者

松倉道暁の写真

株式会社あかつき 代表取締役

松倉道暁

保有資格:一級塗装技士、外装劣化診断士、建築物石綿含有建材調査者、足場
組立作業主任者、有機溶剤作業主任者、安全衛生責任者 | 職人歴26年

一級塗装技士と外装劣化診断士の資格を持ち、塗装職人経験は26年。日々、外壁塗装の現地調査や提案、塗装工事の現場管理を行っています。塗装工事は工事完了後からがお客様との本当のお付き合いの始まりです。10年後20年後にもお客様に喜んでいただく為に工事はもちろんアフターフォローまでトータルの高品質をご提供し続けていきます。

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