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こんにちは。

「屋根外壁塗装専門店プロタイムズ東千葉店株式会社あかつき」の新米社員の高橋です。

梅雨も明け、照り付ける太陽が眩しい季節が到来し、とても暑い季節になって参りました。
どうぞ皆様、熱中症にはお気をつけください。熱中症が家の中でも発症するので要注意です。

（劣化したスレート瓦の様子）

part4までのブログは壁材についてお話してきましたが、本日からは「THE屋根編」です。

屋根編の第1回目として、「スレート瓦」のご紹介をしていきたいと思います。

さて、スレート瓦とは、厚さが4.5mmで内容成分の85%がセメント、15%が石綿で形成されています。主成分がセメントであることからスレート屋根自体に防水性はなく、塗装で守ってあげることが必要な屋根材となっています。

（塗装したてのピカピカのスレート瓦の様子）

厚さが4.5mmと薄いため強度は高くありませんが、2004年以前のものにはアスベスト（石綿）が15%含まれており、スレート屋根自体の強度を高くする為に重要な役割を果たしていました。

アスベストは非常に細い繊維で構成されている為、セメントと一緒に混ぜ合わせることで高い耐久性を発揮していました。スレート屋根に使用されているアスベストは瓦自体が割れて欠けたりすることがない限り、周囲に飛散することはなく人体に悪影響はありませんが、定期的に塗装を行い、瓦が割れないようにすることが重要です。

※人体に悪影響を及ぼしてしまうものとして2004年10月にアスベストが禁止され、その時期以降のスレート屋根にアスベストは含まれておりません。

（このようにタスペーサーをスレート同士との間に差し込みます）

スレート瓦の塗装工程の中で縁切りという非常に重要な工程があります。
縁切りとは、塗装を行う際に瓦と瓦が重なあった部分に溜まった塗装に対して、タスペーサーという部品により切込みを入れることで、雨水の排出口を人為的に作る作業になります。
縁切りを怠ると雨水の逃げ道が無くなり野地板や天井裏等へ水が逆流し、雨漏りの原因となります。

次回はセメント瓦・モニエル瓦について、お話させて頂ければと思っています。

お家の事でご相談ごとがある際は、いつでも気軽にご連絡ください。スタッフ一同まごころを込めてご対応させて頂きます。

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